杉滝岩 

10月9日(月)
岩登りトレーニング
天候 雨後曇り


ここまでフリーで登る。高度感が味わえる。 アブミで登る五十嵐さん


今年の秋の連休は天候が荒れた。白馬、小蓮華、穂高、北海道で気象遭難による死亡事故もでた。GWと今頃の季節は冬と夏が混在して荒れた時は相当な事故がおきやすい。
ボクは、丁度仕事が忙しく3連休が潰れていたので天気図を眺めていた。それでも、9日の連休最終日は以前からよしださんと約束していた岩トレを楽しみしていた。
以前、西川さんがTさんにアブミの使い方をレクチャーしていたのを見ていた。なかなか煩雑な作業で練習が必要な技術と思って見ていた。
それで、ボクもこれやってみよう!と簡単に考えるところがB型人間。
あくまでノリが大切。
前々日、ICIにアブミを買いに行くと、山ちゃんと菊地氏が何をする気ですか?と怪訝そう。まあ、いいじゃんよ。と照れ笑い。


朝、6:30起床。天気は曇りで芳しくない。何だかパラりと雨も落ちる。あっちゃ〜これだと杉滝は雨かな?とそうお思う。杉滝、蒜場山など、加治川沿いは新発田市内からみても天気が悪い。想像だけど、加治川沿いに風が御西に向かい吹き上げ天気を悪くするような気がする。新発田市内が晴れていても、杉滝、蒜場の天気が悪い事は事実よくある。
お茶を飲んで、朝飯を食べて少し横になると、気持ちよく少し眠ってしまい家を出るのが遅れた。

杉滝に着くと既によしださんはソロで練習していた。五十嵐さんが笹川君が来るのが遅くてよしださんもう、やってるよ。との事。ストレッチしたりしているうちに相沢さんが到着。ゴロゴロしているちにまた雨が降る。
今日は、アブミの練習がしたい!と宣言してたので、左の岩壁に行く事になった。

この場所は、道路からヒドを登り緩傾斜のスラブ状の岩場をフリーで登る。下の道路から標高差で多分70m位ではないだろうか?ここから、ロープを出して登る。終了点まで約25m位。
道路からの標高差で100m位だろうか?下のスラブまで視界に入るので、非常に高度感がある。
何かあればどのミチ道路の直ぐ上の薮まで停まる事はないだろう。

ハングしている場所もあるし、振り向くと高度感が素晴らしいし、ボルトも錆びてゲレンデの雰囲気ではない。
よしださんが五十嵐さんの指示でトップをいく。よしださんをビレイしていると、浮石が崩れ落石が落ちてくる。
当たればやはり怪我をするので、よく見てかわす。これも、いつも練習する場所で殆ど無い事である。

それにしても、よしださんは今年の春から見ると随分変わった。クライミングについては、何か一皮剥けた感じだ。
初めてのアブミを操りながら、トップで登るのだから大したものだ。

次に五十嵐さんが登る。軽く静かなムーブでスッと登る。

ラストが私。
最初の核心部で指、腕がパンパンになる。どうも体制と要領が悪い様だ。ナントカかんとか、バンドまでたどり着く。少し腕を休めてハングしている短い個所にとりかかる。もう既に腕がパンプしているのでカラビナの操作がうまくいかない。
最後は、五十嵐さんにお助けヒモならぬお助けアブミを出してもらいナントカ終了点までたどり着いた。

その後、昼食を採り、マドンナ、協議会ルートを繰り返し練習するが、どうもうまくいかない。以前に登ったのだのだけれどなあ・・・
相沢さんのご指導空しくうまくいかない。

今日は、判ったのと出来るのは違う。という事をよく教え込まれたような日でした。
さあ、腐らず練習だ。
雪が降るまでもう少し時間がある。
がんばろう。

家についたら北朝鮮が核実験を強行したとニュースがでていた。


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